こんにちはスタッフの前川(まえかわ)です今日は「絵本大好き!」な、まんてん教室の大村先生が
この秋オススメの海外絵本をお届けいたします( `ー´)ノ
ちょっぴり怖い?!でも子供たちに大人気
ご家庭によって解釈がかわる不思議な絵本たち。
そんな海外絵本を集めてみました
どれもとっても有名でロングセラーの絵本です。
表紙のイメージにとらわれず、ぜひ手にとってご覧ください
「三びきのやぎのがらがらどん」
作:不明(ノルウェーの昔話)
絵:マーシャ・ブラウン
訳:瀬田 貞二
出版社:福音館書店
三びきのやぎ、名前はどれも「がらがらどん」。
山へ草を食べに行く途中、
小さなやぎから順番に橋を渡ることにしましたが、
橋の下には恐ろしい化け物の「トロル」がいます。
やぎが橋を渡ろうとすると、トロルがおそいかかりますが…
ちょっとグロテスクなところもありますが、最後はスカっとします。
「となりのトトロ」のエンディングで、サツキとメイがお母さんに
読んでもらっている絵本が、この「三びきのやぎのがらがらどん」です。
「トトロって、絵本に出ていたトロルのこと?」というサツキのセリフに
うなずくメイの描写もあります。
実際の絵本のトロルはとても恐ろしくて、トトロとは
似ても似つかないですけどね
「かいじゅうたちのいるところ」
作:モーリス・センダック
訳:じんぐう てるお
出版社:冨山房
いたずらっこのマックスは、おおかみのぬいぐるみを着て大暴れ!
怒ったおかあさんに夕飯抜きでほうり込まれた寝室は、
いつの間にか森や野原になり、ボートに乗って着いたところは
「かいじゅうたちのいるところ」。
マックスはかいじゅうたちの王様になって大はしゃぎ!でも・・・。
最後は寂しくなって、いつもの寝室に戻ってくると、
ちゃんと暖かい夕食が用意されているところに心が和みます
子供の逃避行の空想の世界を鮮やかに描いた物語。
絵はちょっと怖いけれど、子供たちの心を掴んだ秘密を、
ぜひ読んで感じてもらいたい一冊。映画にもなっています。
表紙の、まるで着ぐるみから人間の足がでているような
かいじゅうの解釈について諸説あります。あなたの解釈は・・・?
「まよなかのだいどころ」
作:モーリス・センダック
訳:じんぐう てると
出版社:冨山房
「かいじゅうたちのいるところ」と同じ、モーリス・センダックの絵本。
真夜中、あんまり騒がしい音がするので、ベッドの中の
ミッキーがどなったら、裸になって暗闇に落っこちて、
降りたところは「まよなかのだいどころ」。
そこでは3人のパン屋さんがパンを焼いていました。
ミッキーはミルクと間違われ・・・?!
漫画のような展開の絵本。
センダック独特の絵柄で、ちょっと不気味?!な世界だけれど、
子供たちの心を掴んで離しません
やっぱり最後は、ぬくぬくの自分のベッドに戻ります。
おやすみ前の読み聞かせにぴったりの絵本です。
「すてきな三にんぐみ」
作:トミー・アングラー
訳:今江 祥智
出版社:偕成社
黒いマントに黒いぼうしの、三人組の大泥棒のおはなし。
三人組は恐ろしい武器で次々と馬車を襲い金品を奪います。
ある夜、三人組が襲った馬車に乗っていたのは、
みなしごのティファニーちゃんだけ。
ティファニーちゃんを隠れ家に連れて帰った三人組は…
表紙の絵の暗さからは想像できない、
とても素敵な心優しいハッピーエンドが待っています
海外絵本のイメージをそのまま映像にしたDVDが
「ヤマハミュージックメディア」より「世界絵本箱」として
出版されています
今回ご紹介した、「かいじゅうたちのいるところ」
「まよなかのだいどころ」や、「すてきな三にんぐみ」の他、
素敵な海外絵本が素敵な映像として楽しめます。
日本語・英語どちらでも視聴可能
図書館でも借りられますよ
ぜひ、原語でも絵本の世界を味わって見てください(*´ー`*)